1.第31回(2024年度)研究助成実施要領
2.HP研究助成申請書ダウンロード
3.研究助成受賞者および課題
第31回(2024年度)研究助成実施要領
- ※公益財団法人 日本二分脊椎・水頭症研究振興財団は日本国内の研究者に対し、助成事業を行っています。意欲ある若い研究者からの応募をお待ちしております。
研究助成の趣旨 | 脳脊髄の病気の中で、二分脊椎と水頭症ほど治療や療養の方法によってその後の病像が変わるものはありません。また、病気の原因が不明で、したがってその予防法は未解決であり、生涯にわたる治療法も多くの問題を残したままの状態です。加えて、あらゆる年齢層にも広がってきたこれら患者に対する療養や社会的自立の必要性はますます大きくなってきました。 以上の理由から、当財団は、これら疾患の原因究明と治療法の確立を目標に、この分野での優秀な研究に対し研究助成金の贈呈を行うことに致しました。 |
公募研究テーマ |
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研究助成金 | 1課題につき100万円まで |
研究期間 | 申請書 HP研究助成申請書No.3 Ⅸに記載してください。 |
応募資格 |
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応募期間 | 2024年8月20日~同年10月15日(消印有効) |
応募方法 | 所定の申請書(HP研究助成申請書No.1~3:ダウンロードしてください)に記入押印し、作成した申請書の原本1部に、コピー2部(合計3部)を財団宛に送付してください。 それぞれA4用紙1ページに収めて記載してください。 所属施設長等の推薦状は必要ではありません。 |
選考方法 | 当財団の選考委員会で選考審査を行い、審査結果をふまえ理事会で決定します。応募書類は個人情報保護法を順守し、本選考以外には使用しません。なお、申請書類は返却いたしませんのでご了承ください。 |
選考期日および選考結果通知 | 2024年12月末に決定し、2025年1月末までに申請者全員に採否を通知します。採否の理由に関してのお問合せには応じかねますのでご了承ください。 |
助成金交付 | 2025年3月に交付します。 助成金の交付先は団体・組織が管理する口座に限ります。(個人の口座への交付は行いません) |
助成金の使途 | 申請研究課題に直接必要な経費に限ります。 申請書には積算を記載してください。なお、確認のため、事務局からお尋ねすることがあります。 以下の経費は認められません。
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報告の義務 |
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機関誌寄稿および贈呈式 |
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その他 |
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問い合わせ・申請書類の送付先 | 応募書類は下記宛てに書留などの追跡可能な方法で送付してください。 (期日を過ぎた場合は返却します。郵送以外は受付けません。) 公益財団法人 日本二分脊椎・水頭症研究振興財団 〒654-0047 神戸市須磨区磯馴町4-1-6 Tel : 078-739-1993/Fax : 078-732-7350 E-mail : kobe@spinabifida-research.com |
HP研究助成申請書ダウンロード
研究助成受賞者および課題
氏名 | 所属機関 | 受賞課題 | ||
第1回 10名 1994年 |
1 | 村田 宮彦 | 京都大学医学部認知行動脳科学講座 | ラットにおける脊髄伝導路の再構築 |
2 | 山下 勝幸 | 大阪大学医学部生理学第2講座 | 神経管形成期でのアセチルコリンによる細胞内Ca制御および神経芽細胞間接着性の制御 | |
3 | 木多 真也 | 金沢大学医学部脳神経外科 | 新モデルによるラット交通性水頭症の生理学的および病理学的研究 | |
4 | 伏木 信次 | 京都府立医科大学附属脳・血管系老化研究センター病態病理学部門 | 大脳皮質細胞構築異常の発生における環境要因と遺伝要因の相関に関する細胞・分子生物学的解析 | |
5 | 佐藤 真 | 大阪市立大学医学部解剖学第1講座 | 大脳皮質neuroepithelium特異的遺伝子よりみた大脳皮質形成機構の解析 | |
6 | 古関 明彦 | 千葉大学医学部附属高次機能制御研究センター・免疫 | 脊椎形成における転写因子Pax-1の機能の病態病理学的解析 | |
7 | 竹井 太 | 東海大学医学部脳神経外科 | 頭蓋内圧と圧緩衝能の解析 ―中枢神経の容器特性に基づく圧力学的考察― | |
8 | 野田 政樹 | 東京医科歯科大学難治疾患研究所・分子薬理学 | 二分脊椎発生における骨形成因子(BMP) の役割の分子生物学的研究 | |
9 | 中村 秀美 | 神戸大学医学部脳神経外科 | 培養脳毛細血管内皮細胞・脈絡叢細胞におけるナトリウム利尿ペプチドの細胞内情報伝達機構の解明 ―水頭症における髄液産生・吸収制御に向けての基礎的研究― | |
10 | 須田 喜久夫 | 順天堂大学医学部脳神経外科 | 二分脊椎(脊髄破裂)発生に関する分子生物学的研究 | |
第2回 8名 1995年 |
11 | 小柳 泉 | 北海道大学医学部脳神経外科学講座 | 潜在性二分脊椎症に伴う遅発性神経症状の発現機序に関する基礎的および臨床的研究 |
12 | 田中 英明 | 東京慈恵会医科大学附属病院脳神経外科 | 先天性二分脊椎マウスDelayed Splotch mouse (Spd/Spd)を用いた二分脊椎およびキアリII型奇形の病態研究 | |
13 | 甲賀 英明 | 群馬大学脳神経外科学教室 | レチノイン酸誘発神経管閉鎖不全における神経管閉鎖不全病巣の経時的観察 -特に2次神経管由来組織の異常について- | |
14 | 吉田 利通 | 三重大学医学部病理学第一講座 | テネイシン-ノックアウトマウスに発生する神経管閉鎖不全の研究 | |
15 | 伊藤 進 | 神奈川県立こども医療センター脳神経外科 | craniosynostosisの体性遺伝子異常に関する分子生物学的研究 | |
16 | 柿田 明美 | 新潟大学脳研究所病態神経科学部門病理学分野 | ニューロブラストの産生とその移動障害の解析に基づく脳奇形の形成機序に関する研究 | |
17 | 中尾 光善 | 熊本大学医学部腫瘍医学教室 | ヒト卵巣テラトカルチノーマ細胞株を用いた神経管形成過程の分子生物学的解析 | |
18 | 多田 剛 | 信州大学医学部脳神経外科教室 | TGF-β1で誘導した交通性水頭症の髄膜超微構造 | |
第3回 5名 1996年 |
19 | 宇山 英一郎 | 熊本大学医学部附属病院神経内科 | 水頭症を特徴とするGaucher様病(MIM 231005)の臨床的・基礎的研究 |
20 | 上田 秀一 | 独協医科大学第二解剖学教室 | 脳奇形形成に係るニューロングリア神経栄養因子相関の研究 | |
21 | 武田 正之 | 新潟大学医学部泌尿器科学講座 | 二分脊椎による神経因性膀胱機能障害患者に対する腎機能温存のための治療方針決定方法に関する研究 | |
22 | 泉本 修一 | 大阪大学医学部附属病院脳神経外科 | 伴性劣性遺伝性水頭症に関する病理学的及び遺伝子学的研究 | |
23 | 宮嶋 雅一 | 順天堂大学医学部脳神経外科 | 神経分化における細胞周期関連蛋白の発現と癌抑制遺伝子p130(Rb2)アンチセンスRNAによる神経分化の抑制効果の検討 | |
第4回 5名 1997年 |
24 | 樋口 宗史 | 新潟大学医学部薬理学教室 | 神経分化転写因子のターゲーッティングよる中枢神経奇形発生 |
25 | 田中 光一 | 東京医科歯科大学難治疾患研究所分子神経科学教室 | 中枢神経系奇形の新しいモデルとしてのグルタミン酸トランスポーター欠損マウスの解析 | |
26 | 松田 正司 | 愛媛大学医学部解剖学第一講座 | 実験的二分脊椎によるシナプス減少と神経細胞死 | |
27 | 濱田 洋実 | 筑波大学臨床医学系産婦人科 | 二分脊椎症の発症に関連する多型性責任遺伝子の解析 | |
28 | 古関 明彦 | 千葉大学医学部附属高次機能制御研究センター | 脊椎骨パターン形成と二分脊椎症の分子メカニズム | |
第5回 5名 1998年 |
29 | 福田 隆浩 | 東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター神経病理 | 神経管欠損の発生機序に関与する、神経成長因子、増殖因子、接着因子の病理学的研究 |
30 | 妻木 範行 | 大阪大学医学部整形外科学教室 | 脊椎背腹軸パターン形成におけるBMPシグナルの役割 | |
31 | 上口 裕之 | 慶應義塾大学医学部外科学教室脳神経外科 | 神経接着分子L1の変異による遺伝性水頭症の発生機序に関する研究 | |
32 | 横山 修 | 金沢大学医学部泌尿器科学教室 | 二分脊椎症および脊髄損傷モデルの尿道括約筋機能障害に対する神経生理学的神経薬理学的検討 | |
33 | 才藤 栄一 | 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座 | 二分脊椎患児の立位・歩行再建のための新しい下肢装具の開発と適応 | |
第6回 4名 1999年 |
34 | 西尾 健資 | 京都大学医学研究科認知行動脳科学講座 | 神経管形態形成に関わるprogrammed cell death (apoptosis) -正常ラット脊髄発達過程におけるapoptosisとcaspase活性の定量的細胞組織学的研究- |
35 | 関 成人 | 九州大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座 | 二分脊椎症の切迫性尿失禁に対するレジニフェラトキシン膀胱内注入治療の臨床的効果に関する検討 | |
36 | 奈良間 美保 | 浜松医科大学医学部看護学科臨床看護学講座 | 二分脊椎症児の学童期におけるセルフケア確立とその関連要因 | |
37 | 谷口 真 | 東京都立神経病院脳神経外科 | 脊髄脂肪腫、脊髄係留症候群等の手術の際の膀胱直腸機能、下肢機能の温存を目的とした術中モニタリング法の開発 | |
第7回 3名 2000年 |
38 | 林 央周 | 富山医科薬科大学医学部脳神経外科 | 先天性水頭症の胎内における発症様式および胎内治療に関する検討 |
39 | 中津 智子 | 京都大学医学研究科附属先天異常標本解析センター | ヒト胚子における神経管奇形と二分脊椎の病理発生機序に関する研究 | |
40 | 金村 米博 | 国立大阪病院臨床研究部 | 脊髄閉鎖不全症における葉酸代謝酵素 methylene tetrahydrofolatereductaseのsingle nucleotide polymorphism(SNP)の解析 |
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第8回 4名 2001年 |
41 | 浅野 雅秀 | 金沢大学医学部附属動物実験施設 | 受容体型チロシンキナ-ゼEph遺伝子群による脊索・脊椎形成機構の解析 |
42 | 中村 太郎 | 社会福祉法人障害者自立情報センター | 二分脊椎症者(児)のQOL阻害因子の実態調査 | |
43 | 福嶋 伸之 | 北海道大学大学院医学研究科分子医化学 | 細胞形態および細胞接着に関与する脂質メディエーターの神経管形成における役割 | |
44 | 柴田 隆 | 北海道大学大学院医学研究科腎泌尿器外科学 | 二分脊椎モデルマウスにおける膀胱の発達に関する研究 | |
第9回 4名 2002年 |
45 | 伊東 恭子 | 京都府立医科大学附属脳・血管系老化研究センター病態病理学部門 | L1CAM第6Igドメイン欠失変異マウスにおける水頭症発生メカニズムの解明 |
46 | 中川 晴夫 | 東北大学医学部泌尿器科学教室 | 二分脊椎・脊髄脂肪腫症例に対する尿流動態検査と術後変化に関する研究 -仙骨形成不全合併の有無による比較- |
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47 | 秦 健一郎 | 国立遺伝学研究所人類遺伝研究部門 | 神経管発生に関与するエピジェネティクス機構の解析 | |
48 | 夫 律子 | 医療法人財団大樹会総合病院回生病院周産期診療部 | 胎児期発症中枢神経系異常の三次元超音波機器による胎児期の経時的評価と分娩転帰・神経学的予後についての検討 | |
第10回 3名 2003年 |
49 | 上田 悦子 | 鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座 | 遺伝性多指症/無嗅脳症マウスにおける水頭症発症の分子メカニズムの解明 |
50 | 加藤 光広 | 山形大学医学部発達生体防御学講座小児医科学分野 | 先天性水頭症、水無脳症、脳梁欠損、滑脳症など中枢神経系奇形の成因に関するARX遺伝子変異解析 | |
51 | 室月 淳 | 国立仙台病院産婦人科 | 出生前診断された胎児水頭症・二分脊椎に対する夫婦の意志決定支援プログラムおよびその後のケアに関する指針の提案 | |
第11回 4名 2004年 |
52 | 國府 力 | 大阪大学先端科学イノベーションセンター先端科学インキュベーション部門バイオ生命系分野 | Wnt 受容体 Lrp6 変異マウスを用いた二分脊椎の発症機構とビタミン物質による予防効果の解析 |
53 | 才津 浩智 | 京都大学大学院医学研究科生体構造医学講座形態形成機構学 | DNAシス調節領域の同定による葉酸受容体 (Folate-binding protein 1, Fbp1) の神経管での発現調節機構の解明および Fbp1 発現細胞の細胞系譜の解析 | |
54 | 芳賀 信彦 | 静岡県立こども病院整形外科 | 二分脊椎症乳児における非侵襲的下肢運動機能評価法の確立 | |
55 | 横山 信彦 | 九州大学病院脳神経外科 | 神経管閉鎖に及ぼす Rho 調節系の機能解析 | |
第12回 3名 2005年 |
56 | 広常 真治 | 大阪市立大学大学院医学研究科細胞機能制御学 | 疾患モデルマウスを用いた二分脊椎・水頭症発生のメカニズムの解明 |
57 | 高村 昇 | 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科公衆衛生学分野 | カザフスタン共和国における二分脊椎・Down症候群と葉酸代謝因子の関連についての国際調査 | |
58 | 樅木 勝巳 | 愛媛大学総合科学研究支援センター生物資源分野 | 歩行障害を示す二分脊椎症モデル動物を用いた運動機能障害の発症メカニズムの解明:奇形領域の運動神経細胞分化動態の解析 | |
第13回 4名 2006年 |
59 | 角田 朗 | 越谷市立病院手術室 | 特発性及び続発性水頭症における最適なシャントシステムの検討 頭蓋内圧測定からのアプローチ |
60 | 村部 麻由 | 国立成育医療センター研究所薬剤治療研究部 | 胚性幹細胞分化誘導系を用いた抗痙攣薬の中枢神経奇形発症機構の解明 | |
61 | 諸隈 誠一 | 九州大学病院産科婦人科 | 行動学を用いた水頭症胎児の娩出時期に関する研究 | |
62 | 竹田 扇 | 山梨大学大学院医学工学総合研究部解剖学講座第二教室 | 上皮細胞の線毛形成と水頭症のメカニズム | |
第14回 4名 2007年 |
63 | 澤本 和延 | 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野 | 脳脊髄液循環と神経発生に関与する脳室上衣繊毛の成熟機構 |
64 | 山本 雅裕 | 大阪大学大学院医学系研究科感染免疫医学講座免疫制御学教室 | 自然免疫担当細胞を介した先天性トキソプラズマ水頭症の発症メカニズムの解明 | |
65 | 海法 康裕 | 東北大学大学院医学系研究科医科学専攻外科病態学講座泌尿器科学分野 | 二分脊椎症例における排便機能・性機能の評価 | |
66 | 小泉 修一 | 山梨大学大学院医学工学総合研究部薬理学講座 | 脈絡叢における脳脊髄産生異常と P2 受容体 | |
第15回 3名 2008年 |
67 | 浜崎 禎 | 熊本大学医学部附属病院脳神経外科機能神経外科先端医療寄付講座 | アーノルド・キアリⅠ型奇形の大脳発達異常を探る -voxel based morphometryによる解析 |
68 | 藤田 裕一 | 神戸親和女子大学大学院文学研究科心理臨床学専攻 | 青年期における身体障害者の精神的健康に及ぼす要因に関する研究 -二分脊椎症者、脊髄損傷者、健常者の比較を通して- |
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69 | 山田 重人 | 京都大学大学院医学研究科附属先天異常標本解析センター | 新しいマイクロイメージング法(EFIC)による胎生初期中枢神経奇形の三次元的解析 | |
第16回 3名 2009年 |
70 | 石川 栄一 | 筑波大学大学院人間総合科学研究科脳神経機能制御学 | MR compression imaging の開発と水頭症病態への応用 |
71 | 田附 裕子 | 自治医科大学医学部外科学講座小児外科学部門 | 二分脊椎症の排便機能障害における、小児外科的な立場から見た生理学的評価と治療指針の作成 | |
72 | 篠崎 圭子 | 川崎医療福祉大学医療技術学部臨床栄養学科 | 若年女性における葉酸摂取量および赤血球葉酸値と MTHFR C677T 遺伝子多型に関する研究 | |
第17回 3名 2010年 |
73 | 井上 誠也 | 鳥取大学医学部器官制御外科学講座腎泌尿器学分野 | 小児低コンプライアンス膀胱に対するヒドロキシセルロース配合オキシブチニン膀胱内注入療法の検討 |
74 | 田中 謙二 | 自然科学研究機構生理学研究所分子神経生理部門 | 水頭症を発症するモデルマウスを用いた繊毛形成機序の解明 | |
75 | 室井 愛 | 茨城県立こども病院小児脳神経外科 | 3D-MRCPを用いた簡易的脳脊髄液・灰白質・白質量測定の臨床応用 | |
第18回 4名 2011年 |
76 | 日高 庸博 | 大阪府立母子保健総合医療センター産科 | 胎児孤発性大槽拡大及び境界型脳室拡大の生後発達における臨床意義に関する研究 |
77 | 堂前 有香 | 千葉県こども病院看護局 | 青年期の二分脊椎患者のセルフケアを促進する支援方法の検討 | |
78 | 服部 高明 | 東京医科歯科大学脳神経病態学 | 拡散テンソル画像を用いた特発性正常圧水頭症における臨床症状の責任病巣の研究 | |
79 | 山口 良文 | 東京大学大学院薬学系研究科遺伝学教室 | 水頭症の発症における細胞死動態の関与の解明 | |
第19回 4名 2012年 |
80 | 本田 正史 | 鳥取大学医学部附属病院泌尿器科 | 二分脊椎に伴う低コンプライアンス膀胱に対するボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法の確立 |
81 | 高橋 賛美 | 山形大学医学部第三内科学講座 | MR画像上特発性正常圧水頭症の特徴を伴うが無症候性の脳室拡大をもつ一群エイビム(AVIM; Asymptomatic Ventriculomegaly with features of iNPH on MRI) の危険因子の解析 | |
82 | 奥村 智人 | 大阪医科大学LDセンター | 二分脊椎にともなう水頭症児の視覚情報処理能力 | |
83 | 小野 慎治 | 長崎大学病院精神科神経科 | 家族性正常圧水頭症の次世代シーケンスを用いた原因遺伝子の同定 | |
第20回 3名 2013年 |
84 | 酒井 大輔 | 同志社大学高等研究教育機構脳科学研究科神経発生分子機能部門 | 抗酸化剤を用いた酸化的ゲノム損傷抑制による神経管閉鎖不全の出生前予防 |
85 | 旭 雄士 | 富山大学大学院医学薬学研究部脳神経外科学 | 大泉門での頭蓋内圧計測ポータブルデバイスの開発 | |
86 | 加納 慎一 | 特定非営利活動法人基本指圧研究会 | 二分脊椎患者における直腸・膀胱障害への対処、排便・排尿の改善を目指す | |
第21回 3名 2014年 |
87 | 奈良輪 知也 | 北里大学薬学部薬剤学研究室 | 葉酸の経口吸収に対する飲料物の影響 |
88 | 真野 浩志 | 東京大学大学院医学系研究科感覚・運動機能医学講座リハビリテーション医学分野 | 二分脊椎患児における運動機能と知的機能に関する研究 | |
89 | 永岡 唯宏 | 新潟大学大学院医歯学総合研究科顕微解剖学分野 | Vangl2とNカドヘリンの相互作用が二分脊椎の発生に果たす役割 | |
第22回 3名 2015年 |
90 | 木村-吉田千春 | 大阪府立母子保健総合医療センター研究所病因病態部門 | 胎児期における表皮異常により発症する二分脊椎発症の分子メカニズムの解明 |
91 | 落合 大吾 | 慶応義塾大学医学部産婦人科学教室 | 自己羊水幹細胞を用いた二分脊椎の胎児治療法の開発 | |
92 | 小原 拓 | 東北大学病院薬剤部 | 児の二分脊椎症と母親の葉酸摂取および医薬品使用との関連に関する研究 | |
第23回 3名 2016年 |
93 | 安島 理恵子 | 国立遺伝学研究所発生工学研究室 | 神経管閉鎖を制御するWnt5a下流因子の同定と機能解析 |
94 | 古堅 彩子 | 北海道大学大学院薬学研究院医療薬学部門 | 妊娠期における抗てんかん薬服用と胎盤への葉酸輸送との関連性 | |
95 | 二宮 裕将 | 名古屋大学大学院医学系研究科総合医科学専攻社会生命科学講座環境労働衛生学 | ヒトiPS細胞を用いた二分脊椎発症機構の解明 | |
第24回 3名 2017年 |
96 | 綿谷 崇史 | 静岡県立こども病院 臨床研究室 | 流体力学的シミュレーションを用いた水頭症の病態解明 |
97 | 成田 啓之 | 山梨大学大学院総合研究部解剖学講座細胞生物学教室 | 脳室上衣における特異的な運動繊毛形成機構の解明 | |
98 | 古宮 裕子 | 東京理科大学 基礎工学部 教養 | イオンチャネルTRPM6とマグネシウムイオンによる神経管閉鎖制御メカニズムの解明 | |
第25回 3名 2018年 |
99 | 菊池 浩二 | 熊本大学大学院生命科学研究部細胞情報薬理学分野 | 神経回路の構築を司るニューロンの新たな極性化メカニズムの解明 |
100 | 秋葉 ちひろ | 順天堂大学医学部脳神経外科 | Leucine-rich alpha-2-glycoprotein (LRG) 蛋白の機能解析による特発性正常圧水頭症の病態解明 | |
101 | 川原 妙 | 大阪大学大学院医学系研究科保健科学院 総合保健看護科学分野 生命育成看護学講座 小児・家族看護学研究室 | 学童期から青年期前期にある二分脊椎症児のHRQOL尺度開発及び親子の心理的相互作用における定量的・定性的検証 | |
第26回 3名 2019年 |
102 | 森 雅樹 | 滋賀医科大学 神経難病研究センター創薬研究部門 | 新規Dandy-Walker症候群モデルを活用した水頭症の遺伝子治療法の開発 |
103 | 大谷 哲久 | 自然科学研究機構生理学研究所 細胞構造研究部門 | 上衣細胞間接着の異常を起点とした水頭症発症機構の解明 | |
104 | 廣田(秦) ゆき | 慶應義塾大学医学部解剖学教室 | 大脳皮質層構造形成における樹状突起を介した神経細胞配置制御機構 | |
第27回 3名 2020年 |
105 | 太田 邦明 | 福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター | エコチル調査を用いたプレコンセプション期における食事摂取状況と神経管閉鎖障害の発症リスク因子の解析 |
106 | 武智 正樹 | 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面解剖学分野 | Axenfeld-Rieger症候群の疾患モデルマウスを用いた水頭症発症メカニズムの解明 | |
107 | 國井 政孝 | 大阪大学大学院医学系研究科細胞生物学教室 | 細胞内極性輸送関連分子による神経細胞の極性形成と中枢神経系組織形成機構の解明 | |
第28回 3名 2021年 |
108 | 磯﨑 春菜 | 関西医科大学医学部脳神経外科学講座 | 脊髄髄膜瘤の予防法の開発 |
109 | 備前 典久 | 新潟大学大学院医歯学総合研究科 脳機能形態学分野 | 胎生期神経幹細胞における転写ーRNA代謝制御機構に立脚した中枢神経系奇形の病態解明 | |
110 | 岩野 智彦 | 山梨大学大学院総合研究部医学域解剖学講座細胞生物学教室 | 水頭症モデルマウスのマルチオミクス解析による発症メカニズム解明および代謝正常化による治療への応用 | |
第29回 2名 2022年 |
111 | 藤田 幸 | 島根大学医学部医学科発生生物学 | 大脳皮質形成過程におけるクロマチン立体構造変化の機能解析 |
112 | 名黒 功 | 東京大学大学院薬学系研究科 細胞情報学教室 | 脈絡叢に発現する浸透圧応答性キナーゼASK3の脊髄髄液産生制御機構の解析 | |
第30回 3名 2023年 |
113 | 石塚 佑太 | 川崎医科大学 病態代謝学 | Pax3遺伝子へのレトロトランスボゾンの挿入が神経管閉鎖不全を引き起こすメカニズムの解明 |
114 | 宮田 潤 | 長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 離島・へき地医療学講座 | 既存の地域住民コホート研究データを用いた繊毛鞭毛関連タンパク遺伝子変異と特発性正常圧水頭症との関連の検討 | |
115 | 小森 裕美子 | 関西医科大学脳神経外科 | 二分脊椎の責任遺伝子の同定 |